- 韓国 慶煕大学校(国際キャンパス)外国語大学 東アジア語学科群 日本語学科 助教授
- 研究室:マルチメディア館 9階 914号室
最近のこと
- 2/12に韓国へ戻ってまいりました。
- 9月12・13日に又石大学校で行われた訳学書学会で発表をしました。
- 10月30日に檀国大学校日本研究所主催のシンポジウムにパネリストとして参加しました。
お知らせ
- 学生相談の担当が東ヶ崎になっている学生は必ず私のところへ学生相談カードを持って来てください。
既に提出してある学生も1学期に1回以上は必ず来てください。
担当科目(2010年度1学期)
※担当科目や教室は予告なく変更になる可能性があります。あらかじめ学科事務室で助教に確認してください。
- 中級日本語会話1(火・木曜日9:00〜10:15、301教室)
- 高級日本語会話1(金曜日9:00〜10:15、12:00〜13:15、411教室)
- 韓日語対照研究(火・木曜日13:30〜14:45、303→307教室)
- 日本語漢字教育論(教育大学院の授業、月曜日20:00〜21:20)
面談時間
以前の授業用資料
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研究分野
中国語音韻論 ――中国語の通時的変化について――
中国語の古い資料(漢文の資料)から、音を記したと思われる部分を集め、それをもとに研究をしています。さらに現代の言語学・音韻論の成果であるさまざまな理論の助けを借りて、ある時代の言葉の音がどうであったのか復元することを研究の目標にしています。
現在主に取り組んでいるのは、『説文解字繋伝』という本の中の音表記(反切)に反映された10世紀ごろの音韻についてです。個々のデータについてはほぼ収集が終了したのですが、整理がなかなか進んでいません。
漢字教育
日本語教育の中の、漢字教育について最近関心があります。特に「漢字の書き間違い」に関心を持っております。
小さい頃見た昆虫図鑑の中に、昆虫の標本の1例として「羽根のぼろぼろになったチョウの図鑑」というのがあり、強い印象を受けました。どのようにぼろぼろになるのか、どのくらいぼろぼろになったら飛べなくなるのか、なども立派な観察対象になる、との解説がついていました。
それ以来完全な美しいものだけでなく、間違い、不完全なもの、街で見かけたおかしなものにも興味が引かれるようになりました。「漢字の書き間違い」についても、単に自分が教育の一環としてのそれに関心があるからというだけでなく、羽根の破れたチョウを集めているような気分でやっている、というのもあります。この2つを一緒にするのは語弊があるのですが……。
閑話休題、漢字という複雑な文字を学習する際には、日本人の子供でも外国人学習者でも必ずいろいろな「間違い」を起こします。そのような間違いにはどのようなパターンが多いか、学習者のグループによってどのような傾向が見られるかを研究し、教科書等に反映させられないかと考えています。更に進んで究極的には、人間はどのように文字を認識しているか、というところにまでつなげることができればいいな、と思っています。
今までに発表した論文
- 1993「万葉仮名「閇・米」について ――中古漢字音の音変遷に関連して――」
- 『東北大学日本語学科論集』第3号, pp. 61 - 70
- 1995「わたり音共起形に起こった上古漢語の音変化について」
- 『東北大学日本語学科論集』第5号, pp. 73 - 84
- 1999「繋伝反切における匣母、云母、喩母」
- 『東北大学言語学論集』第8号, 東北大学言語学研究会、pp. 35 - 52
- 2000「繋伝反切における資思類」
- 『文化』第64巻第1・2号(2000.10.12)東北大学文学会、pp. 44 - 56
- 2003「『説文解字繋伝』にみられる反切下字混用――梗摂入声と曽摂入声、および外転一等韻と二等韻の間の――」
- 『中国語学』250号(2003.10.25)日本中国語学会、pp. 32 - 49
- ※2004年度日本中国語学会奨励賞受賞論文
- 2005「『鶏林類事』与宋代中国語音」(論文は日本語)
- 『韓国的中国語言学資料研究』(厳翼相・遠藤光暁 編、2005.11.22)学古房、韓国、pp. 263 - 286
- 2007「韓国人日本語学習者の漢字書き誤りの分類の試み」
- 『日本語學研究』第18輯(2007.3)韓国日本語学会、pp.113 - 130
- 2009「『重刊改修捷解新語』における仮名の使用状況」
- 『日本語學研究』第24輯(2009.3)韓国日本語学会、pp.155 - 177
学会発表等
- 1995「わたり音共起制約と上古漢語の音変化について」
- 第110回日本言語学会大会(1995.6.11 早稲田大学)
- 1996「中国語陽谷方言のr化形の変異について」
- 第113回日本言語学会大会(1996.10.27 北海道大学)
- 1999「『説文解字繋伝』の反切にみられる音韻的揺れ」
- 第119回日本言語学会大会(1999.11.28 神戸松蔭女子学院大学)
- 2004「韓国の日本語漢字教科書における問題点」
- 第10回韓国日本語学会学術発表大会(2004.9.18 韓国 誠信女子大学)
- 2005「『鶏林類事』と宋代中国語音」
- 第一届韓日中国語学国際会議(2005.3. 26 韓国 漢陽大学校)
- 2006「韓国人日本語学習者の漢字書き誤りの分類の試み」
- 第14回韓国日本語学会学術発表大会(2006.9.23 韓国 東国大学校)
- 2009「『捷解新語文釈』の表記について ――仮名を中心に――」
- 訳学書学会創立総会及び学術発表会(2009.9.12 韓国 又石大学校)
その他、研究ノート等
- 2008「『説文解字繋伝』反切校勘記(1)―三本異同考・上―」
- 『東北大学言語学論集』第17号, 東北大学言語学研究会、pp. 111-137
- 2009「『説文解字繋伝』反切校勘記(2)―三本異同考・下―」
- 『東北大学言語学論集』第18号, 東北大学言語学研究会、pp. 59-88
所属学会
日本言語学会、日本中国語学会、韓国日本語学会など
中国音韻学とは??
私の研究分野は、伝統的に「中国音韻学」と呼ばれています。
中国には数多くの古典がありますが、その古典を読むための道具として、言葉を扱う学問「小学」が古くからありました。このサイトの題名の "Xiaoxue" は、その現代中国語読みです(「しょうがく」だと、小学校などと紛らわしい......)。
小学にはさらに3つの分野があります。
- 文字学(中国語を書く文字である漢字の研究)
- 音韻学(中国語の音、特に古典時代の音韻についての研究)
- 訓詁学(古典にあらわれる言葉の意味の研究)
私が研究しているのは、このうちの「音韻学」に当たるものです。
中国には「この漢字をどういう音で読むか」を記した資料が古代から大量に存在しますが、なにぶん漢字が直接的に音を表す文字ではないので、具体的にそれらの音声がどうだったのかわかりません。そこで「昔はどういう音で漢字を読んでいたのか」を考える学問が特に発達しました。
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- 1971年生
- 1989.03 茨城県立水戸第一高等学校 卒業
- 1989.04 - 1993.03 東北大学文学部(3年生から日本語学科言語学講座在籍)
- 1993.04 - 1995.03 東北大学大学院文学研究科前期課程(日本語学専攻言語学専攻分野)
- 1995.04 - 1998.10 東北大学大学院文学研究科後期課程(日本語学専攻言語学専攻分野)
- 1998.11 - 2001.08 東北大学文学部助手(言語学講座、2000年度より大学院重点化により東北大学大学院文学研究科助手)
- 2001.09 - 現在 現職(2003年8月まで講義専任講師、2003年9月から専任講師、2005年10月から助教授)
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CiNii (NII論文情報ナビゲータ)
国内言語学関連研究機関WWWホームページリスト
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国立国語研究所
国際交流基金ソウル日本文化センター(要韓国語フォント)
国語史・日本語学史(岡島昭浩氏のサイト内)
「やちまた」日本語学系情報収集サイト
国文学研究資料館
早稲田大学古典籍総合データベース
青空文庫
Kanhoo! 東洋学サーチ
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韓国語学(要韓国語フォント)
趙義成の朝鮮語研究室
中期朝鮮語研究室
コンピュータと朝鮮語のための覚え書き
漢字
大修館書店:漢字文化資料館
漢字楽園
新感覚!「楽しむ漢字」の辞典
漢字の正しい書き順
漢字書き順ガイド [ 教育技術.net ]
国語表記の基準・常用漢字表(文化庁ホームページ内)
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